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2018年8月PC自作(前編)|Intel Core i7 8700K|GEFORCE GTX1070tiでレンダリング用PCを組みました
では続きです。
8.グラフィックカード レンダリングの肝 GEFORCE GTX1070Ti
レンダリングソフト会社の要求性能では一番重要なパーツがグラフィックカードのパスマークであると記されています。
- グラフィックカード:8000以上のパスマーク、メモリは6GBおよびDirect11以降と互換性があるもの。2枚のグラフィックスカードでは動作しませんのでご注意ください。
- 中でも特にグラフィックカードのPassMark(最小1500以上)が重要です。CPUおよぼびメモリーの容量も大切ですが、グラフィックカードの性能に大きく依存しています。
今まではNVIDIA Quadro シリーズを取り付けていました。しかし、レンダリングソフトの要求性能ではパスマークのスコアが一番重要とあります。パスマークと価格の比較から1070tiがコスパが良いようです。 本当は1080tiをねらっていたのですが、コスパが悪すぎます。中古でもいいからとヤフオクなどものぞいていました。NVIDIA Quadro の時はCGの人とゲームの人で選ぶグラボが違いましたが、今はマイニングの人も参戦して、みんな1080ti一択のようです。そのため、中古でも値段が下がらないようでした。
(2018/12/27追記)ビットコインの大暴落が原因と思われるのですが、マイニングの人の需要がなくなったせいでしょうか。1080tiの値段が2万円近く下がっています。私は大失敗です。1070tiからの買い替えを検討しています。
| モデル | パスマーク | 値段(2018/8現在) |
| 1070 | 11170 | 45,000円 |
| 1070ti | 12198 | 56,980円 |
| 1080 | 12297 | 63,017円 |
| 1080ti | 14050 | 86,980円 |
9.電源 80+ Gold認証 750W静音電源
- ハイエンドのNvidia GTXグラフィックスカードに必要な電源の概要を以下に記載 Nvidia GTX 1060:最低400Wの金定格電源だが、少なくとも550Wを推奨する Nvidia GTX 1070:最低500Wの金定格電源だが、少なくとも650Wを推奨する Nvidia GTX 1070 Ti:最低500Wの金定格電源だが、少なくとも650Wを推奨する Nvidia GTX 1080:最低500Wの金定格電源だが、少なくとも650Wを推奨する Nvidia GTX 1080 Ti:最低600Wの金定格電源だが、少なくとも750Wを推奨する
将来的にこのパソコンで性能UPを計画するとき1080tiへのグラフィックカードの交換が有効です。そのため、電源は750Wとしました。 電源の大切さを痛感した経験があります。前の前の前の自作PCで、1年ほど使用が経過したある日突然、電源から白い煙が出て壊れたことがあります。
10.熱伝導グリス とても詳しく書かれた記事がありました
熱伝導グリスの比較記事を興味深く読ませていただきました。グリスに通電性があると漏れたグリスがほかの部分にかかった場合など気になってしまうので熱伝導性も大切ですが、前提として非通電タイプしか初心者には選べません。 クーラーキットの付属品でも十分だと思うのですが、BTOパソコンでは、この部分だけオプションとして熱伝導グリスに細かくいくつか種類があり、高性能品が選べるようになっています。 高いものではないので、導入してみました。
CPUグリスのおすすめ人気ランキング10選【冷却・放熱用】(mybest)
11.OS windows10 PRO 64bit
今回は以前購入して使っていなかったwindows8.1 PROがあったので、無料アップグレードで10 PROにしています。 ここでちょっと事件が起きたので別に記事を書きました。
絶対に空USBを使用して!Windows8.1→10へのUSBインストールメディアの注意事項
最後までお読みいただき、ありがとうございます。PC自作を検討している方のお役に立てれば幸いです。 このPCによる設備投資で、お施主様に感動していただけるような良い提案ができるようにさらに努めたいと思います。





















