1階中廊下からエントランス見返しの眺め
お施主様から最初のお声がけを頂いてから2年目にようやく完成します。現在、竣工写真撮影と残工事手直し工事中で引き渡し予定日つまり入居開始予定日10日前です。
今回入居者募集の段取りで、とても駅前で好立地であったことから、工事中の平面図間取り情報とCGパースしかない中で、入居が決まり始めてしまいました。そのため、竣工写真前の募集用写真を撮る段取りが省略されました。不動産仲介会社が撮影する写真に任せてしまうと建物の魅力が伝わらないこともあります。また、一棟借り上げで家賃が保証される場合でも、2年ごとのオーナーと不動産仲介会社間の借り上げ家賃設置の減額更新もありえますので、今後の入居者を募集するための魅力を宣伝できる竣工写真は、とても重要となります。
改修前ビフォーの中廊下
電気配管が露出で横引きされています。縦管も配線スペースが無いので露出されています。電気メーターや電気結線ボックスも露出で壁付けされています。
中廊下から203号室の玄関扉眺め
玄関扉とEPS(電気パイプスペース)扉と給水・排水・ガスメーターPS(パイプスペース)扉が上下の間接照明壁面の中に目立たないように納められてすっきりしています。
ちなみに改修前のビフォーの中廊下の状況は下の写真です。
改修前ビフォーの玄関扉
電気メーターと電気幹線が中廊下を露出配管で横引かれて配線されています。また、扉の高さが180センチと小さいので上部のコンクリート壁を撤去して新規扉高さを10センチ高くしています。
ご覧いただいた写真は、竣工写真がJPEGで、CANON TS-E17mm F4Lシフトレンズ3枚張り合わせでRAW補正されていません。ビフォーは24mmのレンズで撮影していました。竣工写真は、RAW現像+シフトレンズ3枚張り合わせと部屋プランが各々違う今回の建物ではそれぞれに撮影していますので、編集に大変時間を要します。