片岡直樹の建もの探訪|越後松之山「森の学校」キョロロ

片岡直樹の建もの探訪|越後松之山「森の学校」キョロロ

十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロは、手塚貴晴+由比先生の設計によるコンペによる実作で、この一筆書きの長いプランに興味があったので、ぜひ内部に入って空間体験をしてみたかったのですが、現地到着が日暮れ前で、開館時間に間に合いませんでした。外観だけの撮影です。ものすごい人里離れた山奥にありました。特徴的なコールテン鋼の外観は、森に阻まれて周りから伺い見ることはできませんでした。本当に目前にせまってようやくあたりが開けて外観が見えました。こんな名建築なのにもったいないことこのうえない敷地環境です。しかし、ここまでこれた人には、里山体験など大変人気があるようです。この地域の観光名所として成功している建物です。

片岡直樹の建もの探訪|越後松之山「森の学校」キョロロ

塔と建屋の部分でエキスパンションが見当たりません。塔と建屋が一続きとなり窓のないチューブのような特徴的な外観がすごいです。

片岡直樹の建もの探訪|越後松之山「森の学校」キョロロエントランス

エントランス コールテン鋼に館名サインが映えます。

片岡直樹の建もの探訪|越後松之山「森の学校」キョロロ

窓がいくつかあります。

片岡直樹の建もの探訪|越後松之山「森の学校」キョロロ

曲がりくねった先の窓

片岡直樹の建もの探訪|越後松之山「森の学校」キョロロ

後から知ったのですが、窓はガラスではなくアクリルを使用しているようです。手塚先生は、ガラスが厚くなるとグリーンになるのが良いこととは考えず、あくまで透明であるべきとの考えからアクリルを使用しているようです。私はどちらかというとブルーグリーンのガラスがそこに『ある』という感じのほうが好きなので勉強になりました。なかなかここまで徹底できるものではありません。アクリルは防火性が無いので実現は難しいです。

片岡直樹の建もの探訪|越後松之山「森の学校」キョロロ

とても長い建物です。

片岡直樹の建もの探訪|越後松之山「森の学校」キョロロ

コールテン鋼の赤茶色と緑のコントラストがきれいです。

関連記事

  1. 前川国男邸|南庭川外観|江戸東京建物園

    片岡直樹の建もの探訪|前川國男邸

  2. 片岡直樹の建もの探訪|清瀬けやきホール

    片岡直樹の建もの探訪|清瀬けやきホール

  3. つくばカピオ外観

    片岡直樹の建もの探訪|つくばカピオ

  4. 片岡直樹の建もの探訪|新発田市役所庁舎外観

    片岡直樹の建もの探訪|新発田市役所庁舎

  5. いてこ十日町産業交流発信館外観正面

    片岡直樹の建もの探訪|いこて十日町産業交流発信館

  6. 片岡直樹の建もの探訪|ブルボン本社ビル

    片岡直樹の建もの探訪|ブルボン本社ビル

  7. 片岡直樹の建もの探訪桝屋本店1

    片岡直樹の建もの探訪|桝屋本店

  8. 片岡直樹の建もの探訪|まちなか交流広場ステージえんがわ正面

    片岡直樹の建もの探訪|まちなか交流広場ステージえんがわ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

片岡直樹

片岡直樹建築設備設計一級建築士事務所

代表 片岡直樹

設備設計一級建築士

一級建築士

管理建築士

読売理工医療福祉専門学校非常勤講師

2014グッドデザイン賞をデザイナーズマンション プラザレジデンス9の設計監理にて受賞致しました。

2014グッドデザイン賞をデザイナーズマンション プラザレジデンス9の設計監理にて受賞致しました。

デザイナーズマンションの設計でグッドデザイン賞を頂きました。2008

2008グッドデザイン賞をデザイナーズマンション プラザレジデンス8の設計監理にて受賞致しました。

建築雑誌KJ2016年12月号に「掲載されました。

建築雑誌KJ2016年12月号にデザイナーズマンション3作品が掲載されました。

制作実績一覧

  1. オフィスデザイン 引越移転内装工事 東京都港区南青山での事例
  2. デザイナーズマンション グッドデザイン賞
  3. デザイナーズマンション グッドデザイン賞
  4. オフィスデザイン・オフィス移転工事 東京都渋谷区神宮前のマスコミ・クリエーター人材派遣会社のオフィス移転工事の事例です。原宿というトレンドにとって特別な地域の街の景色を入り込ませている左側の既存サッシがあります。サッシフレームと新設するホール室内の一体感を持たせるため、ピッチをサッシにそろえながら、天井フレームのフラクタルなステンレス鏡面の雲(クラウド)を作成しています。天井のフラクタクルなステンレス鏡面フレームが遮音壁兼内照壁まで降りてきてホール室内全体を覆うデザインとしています。ホール窓側にスクリーンを下ろして、セミナーや講習会を行えるレイアウトとしています。そのため、映像・音響設備も備えています。木製の親子扉の奥が事務室になります。透明のチェアは相合家具のSMART・Sです。
  5. 頑丈な家
  6. リビングから光庭を介してダイニングを眺める サッシ開口高さとバルコ二ー庇の設計について 写真右手が南面で夏至と冬至の太陽の南中角度差を考慮しながら、梁形とバルコ二ー庇ラインからサッシ高さを導き出しています。そのため、若干、梁下端より上側までサッシがあります。 そうすることで、冬でも日差しがあるときには部屋奥までめいいっぱい日差しが入り、暖かい居心地のいい場所ができるよう設計しています。 環境設計の観点でいいますと、窓から室内に取り込まれる太陽エネルギー量ダイレクトゲインが最大となるよう設計しています。 Low-Eで熱線が入り込まない遮熱仕様のガラスを使用して、窓辺の熱貫流の大きいペリメーターゾーンの熱負荷を軽減する設計の場合は、このような手法はあまり意味がありませんが、今回は予算の関係で複層ガラスではありますがLow-Eではないため、このような手法を使いました。 バルコニー庇のある住宅・マンションでは、このような機械設備の空調や電気に依存せず、太陽エネルギーや方位。風向等を利用したパッシブ設計が第一に重要だと考えています。 その上で、足りない分を床暖房やエアコン空調等で補うのが理想だと考えています。 Low-Eガラスとは Low-Eガラスとは、板ガラス表面にイオンをぶつけて金属膜を作った商品で、断熱性能、遮熱性能があります。 太陽の光は、赤外線(熱エネルギー)、可視光線(目で見ることのできる光)、紫外線(色あせの原因)からなっています。 Low-Eガラスは可視光線を取り入れ、紫外線など有害なものを通さない特徴があります。複層ガラスにこのLow-Eを貼る位置によって2種類の性質を持つ複層ガラスが出来ます。 ひとつは、複層ガラスの空気層の室内側ガラスに金属膜を貼った高断熱Low-E。もうひとつは、空気層の室外側ガラスに金属膜を貼った遮熱高断熱Low-Eです。 高断熱Low-Eは寒い地方で太陽の熱を取り入れ室内の熱も逃がしたくない場合、遮熱高断熱Low-Eは太陽熱をさえぎり、室内熱を逃がさない仕様です。東京の場合、Low-Eといえば通常遮熱高断熱仕様のLow-Eになります。

おすすめ記事

  1. 壁の中で出火『伝導過熱』防止策 築地火災から考える 内装制限と、コンロと壁の距離
  2. 頑丈な家
  3. KJ2016年12月号片岡直樹建築設備設計一級建築士事務所1page
  4. 頑丈な家
PAGE TOP