片岡直樹の建もの探訪|ナミックステクノコア

片岡直樹の建もの探訪|ナミックステクノコア

新潟県新潟市にあります山本理顕先生の設計のナミックステクノコアを見学してきました。山本理顕先生の作品は学生時代からHAMLET 岩出山中学校 横須賀美術館など数々見学しています。前日に電話で内部見学を申し込みましたが、年度末ということもあり叶いませんでした。敷地外からの外観だけの撮影です。建築の未来や夢や希望が感じられるとてもすばらしいワクワクする建物だと思います。ぜひ機会を得て内部も見学できればと思いました。

片岡直樹の建もの探訪|ナミックステクノコア幹線道路外観

幹線道路からの外観

あまりにも長く広く続くので、一階の白く四角い部分は塀かGLのように見えてそれが一階部分とは最初わかりませんでした。

片岡直樹の建もの探訪|ナミックステクノコア外観1

正面玄関からの外観

曲面のシングルFIXガラスで完全に空調に依存していると思います。いろいろ通常の建物と価値観が異なるので批判的な部分もあるのかもしれませんが、夢のある造形にすべて吹き飛んでしまうのではないでしょうか。

片岡直樹の建もの探訪|ナミックステクノコア外観

キノコのアップ

この建物を雑誌やWEBで見たとき、フランクロイドライトのジョンソン・ワックス本社ビルを連想しました。ジョンソン・ワックス本社ビルはフラットスラブのような円形スラブと円錐柱です。こちらは鉄骨造で少し考え方が違うのかもしれません。ただ、この造形はすごいと驚くほかありません。

片岡直樹の建もの探訪|ナミックステクノコア外観

奥のガラス内部にキノコの支柱のシルエットが見えます。

耐震偽装事件の影響など様々なネガティブな社会条件があると思いますが、アクロバティックな構造形式が無くなり、合理性や経済性が優先して省エネ法など建物の性能までもがすべて日本の建築は法規でがんじがらめで画一的な建築ばかりですが、そんな時代で夢のある閉塞感を突破するエネルギーに満ち溢れた建築を拝見するとみずからも戒(いまし)められます。

建物が企業の所有によるものなので、内部の見学には事前の申し込みが必要で勝手に敷地内には入ることはできませんご注意ください。

新潟商工会議所観光ガイドに見学の申し込みのWEBページがありました。↓

新潟商工会議所観光ガイド

関連記事

  1. 片岡直樹の建もの探訪|ブルボン本社ビル

    片岡直樹の建もの探訪|ブルボン本社ビル

  2. 片岡直樹の建もの探訪桝屋本店1

    片岡直樹の建もの探訪|桝屋本店

  3. 片岡直樹の建もの探訪|清瀬けやきホール

    片岡直樹の建もの探訪|清瀬けやきホール

  4. 片岡直樹の建もの探訪|ゑしんの里記念館 詩的な壁の表現

    片岡直樹の建もの探訪|ゑしんの里記念館

  5. つくばカピオ外観

    片岡直樹の建もの探訪|つくばカピオ

  6. 片岡直樹の建もの探訪|越後松之山「森の学校」キョロロ

    片岡直樹の建もの探訪|越後松之山「森の学校」キョロロ

  7. 片岡直樹の建もの探訪|まつだい「農舞台」

    片岡直樹の建もの探訪|まつだい「農舞台」

  8. なかまちテラス (小平市立仲町公民館・仲町図書館)外観

    片岡直樹の建もの探訪|なかまちテラス (小平市立仲町公民館・仲町図書館…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

片岡直樹

片岡直樹建築設備設計一級建築士事務所

代表 片岡直樹

設備設計一級建築士

一級建築士

管理建築士

読売理工医療福祉専門学校非常勤講師

2014グッドデザイン賞をデザイナーズマンション プラザレジデンス9の設計監理にて受賞致しました。

2014グッドデザイン賞をデザイナーズマンション プラザレジデンス9の設計監理にて受賞致しました。

デザイナーズマンションの設計でグッドデザイン賞を頂きました。2008

2008グッドデザイン賞をデザイナーズマンション プラザレジデンス8の設計監理にて受賞致しました。

建築雑誌KJ2016年12月号に「掲載されました。

建築雑誌KJ2016年12月号にデザイナーズマンション3作品が掲載されました。

制作実績一覧

  1. オフィスデザイン 引越移転内装工事 東京都港区南青山での事例
  2. デザイナーズマンション グッドデザイン賞
  3. デザイナーズマンション グッドデザイン賞
  4. オフィスデザイン・オフィス移転工事 東京都渋谷区神宮前のマスコミ・クリエーター人材派遣会社のオフィス移転工事の事例です。原宿というトレンドにとって特別な地域の街の景色を入り込ませている左側の既存サッシがあります。サッシフレームと新設するホール室内の一体感を持たせるため、ピッチをサッシにそろえながら、天井フレームのフラクタルなステンレス鏡面の雲(クラウド)を作成しています。天井のフラクタクルなステンレス鏡面フレームが遮音壁兼内照壁まで降りてきてホール室内全体を覆うデザインとしています。ホール窓側にスクリーンを下ろして、セミナーや講習会を行えるレイアウトとしています。そのため、映像・音響設備も備えています。木製の親子扉の奥が事務室になります。透明のチェアは相合家具のSMART・Sです。
  5. 頑丈な家
  6. リビングから光庭を介してダイニングを眺める サッシ開口高さとバルコ二ー庇の設計について 写真右手が南面で夏至と冬至の太陽の南中角度差を考慮しながら、梁形とバルコ二ー庇ラインからサッシ高さを導き出しています。そのため、若干、梁下端より上側までサッシがあります。 そうすることで、冬でも日差しがあるときには部屋奥までめいいっぱい日差しが入り、暖かい居心地のいい場所ができるよう設計しています。 環境設計の観点でいいますと、窓から室内に取り込まれる太陽エネルギー量ダイレクトゲインが最大となるよう設計しています。 Low-Eで熱線が入り込まない遮熱仕様のガラスを使用して、窓辺の熱貫流の大きいペリメーターゾーンの熱負荷を軽減する設計の場合は、このような手法はあまり意味がありませんが、今回は予算の関係で複層ガラスではありますがLow-Eではないため、このような手法を使いました。 バルコニー庇のある住宅・マンションでは、このような機械設備の空調や電気に依存せず、太陽エネルギーや方位。風向等を利用したパッシブ設計が第一に重要だと考えています。 その上で、足りない分を床暖房やエアコン空調等で補うのが理想だと考えています。 Low-Eガラスとは Low-Eガラスとは、板ガラス表面にイオンをぶつけて金属膜を作った商品で、断熱性能、遮熱性能があります。 太陽の光は、赤外線(熱エネルギー)、可視光線(目で見ることのできる光)、紫外線(色あせの原因)からなっています。 Low-Eガラスは可視光線を取り入れ、紫外線など有害なものを通さない特徴があります。複層ガラスにこのLow-Eを貼る位置によって2種類の性質を持つ複層ガラスが出来ます。 ひとつは、複層ガラスの空気層の室内側ガラスに金属膜を貼った高断熱Low-E。もうひとつは、空気層の室外側ガラスに金属膜を貼った遮熱高断熱Low-Eです。 高断熱Low-Eは寒い地方で太陽の熱を取り入れ室内の熱も逃がしたくない場合、遮熱高断熱Low-Eは太陽熱をさえぎり、室内熱を逃がさない仕様です。東京の場合、Low-Eといえば通常遮熱高断熱仕様のLow-Eになります。

おすすめ記事

  1. 片岡直樹の建もの探訪|清瀬けやきホール
  2. 火災と外断熱  2017年6月グレンフェル・タワーのロンドン火災 2015年2月ドバイの超高層住宅ザ・トーチ 2010年11月上海高層住宅 2009年2月中国北京テレビ文化センターTCVV 外断熱仕様の中高層ビルでの外壁材火災事例 外断熱設計は、雨仕舞設計・断熱設計・防火設計など高度な設計技術が必要な仕様です。日本での起こる可能性について考えてみました。
  3. 頑丈な家
  4. 壁の中で出火『伝導過熱』防止策 築地火災から考える 内装制限と、コンロと壁の距離
PAGE TOP