新宿区市ヶ谷で建設中の鉄筋コンクリート造4階建てデザイナーズ賃貸マンションでは、最後となる4階コンクリート打設を行い、無事に上棟を迎えました。
上棟は、建物の骨格が完成する大きな節目です。
この日を迎えるまでには、施主との打ち合わせ、基本計画、設計、工事費の調整、法規検討、施工会社との打合せなど、多くの工程を積み重ねてきました。
建物が少しずつ形になり、最後のコンクリートを打設する瞬間は、設計者として大きな喜びを感じる一日でもあります。
4階コンクリート打設
4階コンクリート打設を行いました。
本建物では外壁をコンクリート打放し化粧仕上げとしているため、打設時の施工品質が完成後の表情を左右します。
私も現場で木槌を持ち、職人の皆さんとともに型枠を丁寧に叩きながら、密実なコンクリートとなるよう施工に立ち会いました。
設計者として図面を描くだけでなく、現場でも品質を確認しながら建物づくりに携われることは、大きな責任であり喜びでもあります。
上棟を迎えました
今回のコンクリート打設をもって、本建物は無事に上棟となりました。
ここまで、施主をはじめ、施工会社、職人の皆様、多くの関係者の協力によって工事を進めることができました。
上棟は完成ではなく、ここから仕上げ工事へと進んでいきます。
引き続き、設計監理者として品質管理に取り組んでいきます。
コンクリート打設の様子
前面道路にはミキサー車とコンクリートポンプ車が配置され、屋上までコンクリートを圧送しながら打設を進めました。
写真右側は、本工事全体を取りまとめる現場監督です。
設計者、施工会社、職人が連携しながら、一体となって施工を進めています。
法規制を整理し、敷地条件を最大限に活かした計画
4階部分は、
日影規制
高度斜線制限
近隣商業地域と住居系用途地域にまたがる用途地域
真北方向を考慮したセットバック
など、複数の法規制を満たしながら計画しています。
限られた敷地条件の中で建築可能なボリュームを丁寧に検討し、事業性と建築計画を両立した設計となっています。
コンクリート打放しの品質を支える施工
コンクリート打放し仕上げでは、型枠や配筋だけでなく、コンクリート打設時の施工も重要になります。
この日、私も木槌を持ち、職人の皆さんとともに外壁の型枠を丁寧に叩きながら施工に立ち会いました。
型枠を木槌で叩くことで、コンクリートが隅々まで行き渡り、密実なコンクリートとなるよう確認しながら作業を進めます。
設計者として現場にも立ち会い、職人の皆さんと品質を追求することも、設計監理の大切な役割の一つだと考えています。
建築は図面を描いて終わりではありません。
施主との打ち合わせから始まり、基本計画、設計契約、設計、工事費の調整、着工、そして上棟まで、一つひとつの工程を積み重ねてようやくこの日を迎えます。
私にとって現場で木槌を持つ時間は、建物づくりに携われる喜びを実感する瞬間でもあります。



