こんにちは。片岡直樹一級建築士事務所の片岡です。
当事務所が設計監理を担当している鉄筋コンクリート造4階建てオフィスビルの現場で、2階のコンクリート打設を行いました。
建物の強度や寿命を左右する工程であるため、「フレッシュコンクリート(生コンクリート)の受入検査」を厳格に実施しています。
第三者機関のコンクリート受入検査に立ち会う設計監理者の片岡
コンクリート工事で建物の寿命が決まる
コンクリートは建物の骨格をつくる大切な材料です。
「配合」「強度」「打ち込み方」によって、将来的なひび割れや耐久性が大きく変わります。
そのため、現場では以下の検査を行い、基準を満たしたコンクリートのみ使用します。
コンクリート打設中 2階事務室からコンクリート打放し仕上の階段室側型枠を叩く設計監理者の片岡
主な検査項目と重要性
- スランプ試験: 流動性(やわらかさ)を確認。硬すぎてもやわらかすぎても耐久性に影響します。
- 空気量測定: 過度な空気は強度低下の原因。適正範囲内かを確認します。
- 塩化物含有量測定: 鉄筋の錆びを防ぐため、規定値以下であることを確認します。
- 圧縮強度試験用供試体採取: 後日専門機関で強度を検証し、設計通りの性能を確認します。
これらをすべて確認して初めて、「安心して打設できるコンクリート」だと判断できます。
2階コンクリート打設中 南側外観
現場に立つ建築士のこだわり
写真に写るのは、代表の片岡直樹が自ら現場に立ち、受入検査を行っている様子です。
設計者が現場で直接確認することで、図面の意図が正しく施工者に伝わり、実現される確率が格段に高まります。
- 「ジャンカやコールドジョイントを防ぐには?」
- 「鉄筋のかぶり厚さを確実に守るには?」
- 「打放しコンクリートの肌合いを美しく仕上げるには?」
こうした問いに答えながら、設計段階から完成後まで一貫して“理想の出来上がり”を見据えた監理を行っています。
コンクリート打設中の2階 事務室から東側開口を見る
見えない部分の品質が、資産価値を守る
鉄筋コンクリートの建物は、一度完成すると多くの部分が仕上げ材に隠れます。
しかし、建物の寿命や資産価値を左右するのは、まさにこの「見えない部分」の品質です。
私たちは、設計から現場監理まで一貫して関わり、施工会社と連携しながら、長く安心して使える建物づくりを徹底します。
このこだわりこそが、将来にわたり建物の資産価値を守ることにつながります。
コンクリート打設中の2階事務室から南側を見る
鉄筋コンクリート建築をご検討中の方へ
「丈夫で安心できるオフィスビルやマンションを建てたい」
「長期的に資産価値を保つ建物をつくりたい」
そうお考えの方は、ぜひ私たちにご相談ください。
設計図を描くだけでなく、現場の品質監理まで責任を持って行い、安心と価値を兼ね備えた建物を実現します。
東側から見た完成予想模型です。
現場は着工から271日が経過し、今後は3階鉄筋工事へと進んでいきます。
■ オフィスビル建設をご検討の方へ
コンクリート打放しの美しさを活かしたオフィスビルの設計・建築監理をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
設計から工事監理まで一貫して対応し、デザインと性能を兼ね備えた建築をご提案します。
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