東京都江東区潮見オフィスビル 事務所ビル コンクリート打放し鉄筋コンクリート造4階建ての事例です。
1階コンクリート打設を実施しました。
当ビルの1階は倉庫空間となり、内壁・外壁ともにコンクリートの力強い素材感をそのまま活かした「コンクリート打放し化粧仕上げ」を採用しています。
この仕上げは、コンクリートそのものが建築の意匠となるため、極めて高品質で緻密な施工が求められます。
美しい打放し面を実現するためには、型枠の隅々にまでコンクリートが密に行き渡り、空隙のない状態をつくることが不可欠です。
そこで私も現場に立ち会い、「美しい建築をつくる」という想いを込めて、木槌を手に型枠を叩かせていただきました。
密実で美しいコンクリートになるよう願いながら、施工者の皆様と共に作業に参加することで、設計者としての意志を現場と共有する重要な時間となりました。
生コン車とポンプ車です。
第三者検査機関さんが、コンクリート材料試験をしている様子です。
これまで手掛け、グッドデザイン賞を2度受賞したマンションの設計監理においても、こうした一つ一つの工程におけるディテールへのこだわりが、建築全体の品質と美しさに繋がると確信しております。
着工から248日が経過しました。
今後も安全を最優先に、クライアント様のご期待に応えるべく、丁寧に設計監理業務を続けてまいります。
引き続き、本プロジェクトの進捗にご注目ください。
東側外観完成予想模型です。
▼詳しくは下記のリンクをご覧ください。