新宿区市ヶ谷で進行中の鉄筋コンクリート造4階建てデザイナーズ賃貸マンションでは、1階の壁型枠工事が進行中です。
今回は、OAフロア仕様による配線の自由度向上、キッチン配管の床上回し、そして重量書架対応など、用途に応じた床スラブの設計的工夫をご紹介。
配管ルートと構造設計の整合性、さらにはコンクリート打ちっ放しデザインにおけるPコン位置の微修正まで、細部に宿る設計監理のこだわりをぜひご覧ください。
1階壁型枠建て込み中
新宿区市谷での鉄筋コンクリート造4階建て賃貸マンションの建設事例です。

店舗室内道路側から
床仕様がどこからでもコンセントなどの有線設備を取り出せる床とするためOAフロアとなりますので、コンクリート床面が下げられています。

101号室トップライトルームから
床スラブが一部段差ができているのはキッチン配管を床上まわしとしているためです。

店舗 奥から
店舗の奥は男女別のトイレとキッチンのスペースです。配管は床上回しです。
そのため、床コンクリートスラブ面が段差ができ下がっています。
一部は、重量書架スペースが予想されるため、耐荷重とアンカー固定を考慮して無筋コンクリートを流して段差を埋める計画です。
地下ピットに落として地下ピット配管ともできますが、地中梁を貫通する配管ルートの場合、構造規定と水勾配の制約が大きくなるので、配管取り回しが設備優先でなくなり構造的にも設備的にも無駄が多くなります。
そのため、床上で配管を集約して、梁をかわしたところで地下に配管をおろしています。

店舗エントランスの室内側からの眺め
今回の計画では、店舗入口がピロティに面して設けられています。
防火区画ラインの開口部となり特定防火設備仕様の扉を設けます。

道路からの全景

この写真のなかにPコン位置の間違いがあります。
赤丸のPコン位置がズレています。
私は現場で写真を撮っているときは見逃していました。写真をWEB用に編集しているときになって気づきました。
施工図打合せと違う個所をコンクリート打設前に気づけて良かったです。
現場に連絡して修正しました。
Pコン位置がズレていても、性能はなにも問題ありませんが、
Pコン位置がそろっていることは、コンクリート打ちっ放しデザインの美しさを構成する重要な要素です。
現場監督との協力で施工図打合せで割付を検討して、より美しい割付になるようブラッシュアップしています。
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